『八ヶ岳スノートレッキング』 ~赤岳鉱泉アイスキャンディー~

murax

2011年01月12日 11:52

●2011年1月3日
●八ヶ岳(美濃戸口~赤岳鉱泉~行者小屋~美濃戸口)(長野県)


北横岳登山の翌日、南八ヶ岳をトレッキングしてきました。


今回の目的は、

赤岳鉱泉の”アイスキャンディー”を生で見ること!(笑)

(うっすらとブルーに輝くアイスキャンディー・・・ソーダ味かな・・・笑)


そして本物(!?)の雪山を間近で見ること!

(行者小屋から八ヶ岳最高峰・赤岳[2,899m]、ロープウェイで簡単に行ける北横岳とはスケールが違います・・・)



えっ?登らないのかって??

冬山初心者の私には登れませんっ!








9時10分、美濃戸口の駐車場を・・・



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スタート。


こちらは八ヶ岳山荘。


駐車場は1日500円、茅野駅からバスで来る方は、ここにバス停があります
(駐車場はこの先の赤岳山荘にもあります。時間的に余裕のない人は赤岳山荘を利用した方がベター。)



今回のルートは、ここ『美濃戸口』を出発し、美濃戸山荘~北沢~赤岳鉱泉~行者小屋~南沢~美濃戸山荘~美濃戸口の周回コース。


八ヶ岳の冬山入門コースとしては、美濃戸~赤岳鉱泉~硫黄岳がありますが、それでも本格的な冬山装備が必要で、初心者でソロは危険

まぁ、私、ピッケルも持ってないし、アイゼンも6本爪の軽アイゼンしか持っていませんので・・・




さて、美濃戸口からは林道歩き。
歩いていると車が数台追い越して行きます。この先の赤岳山荘に停めるのでしょう。




しばらく行くと分岐に到着。

どっちだ?と思いながら左側を選択。
結局はこの先で道は合流するわけですが、右側の方が距離は短かったかな(帰りはこちらを歩きました)。

左側の道は車道でした。道幅も広く歩きやすい


10時ジャスト。
やまのこ村が見えたら、美濃戸に到着。

こちらが赤岳山荘。

赤岳山荘の駐車場前からは、木々の間から赤岳が”ひょっこり”顔を出してお出迎えしてくれます


登れないけど、そっちに行くぞー!(笑)』っと気合を入れなおして歩きます。


まだまだ林道歩きですが、



10分ほど歩くと・・・



美濃戸山荘到着。


たき火が・・・ありがたいです。

ここで汗でぬれたシャツをしばらく乾かします。


数名の登山者がいますが、皆さん重装備。
90Lぐらいのザックにピッケルやロープ、ヘルメットなどをくくり付けています。
中にはアイスアックスをダブルでザックにくくりつけている外人さんや、
真っ赤なウェアで統一された数名のグループ(どっかのクライミングチーム?)も

カッコいいなぁ・・・


そんなモノホンのクライマーたちを横目に、一眼レフをぶら下げた私”スノー・トレッカー
周りからしたら”変なのがいる”って思われてたかもしれません(笑)


10時28分、美濃戸山荘を出発。
ここを右に入ると”南沢コース”。左へ道なりに進むと”北沢コース”になります。


北沢コースを進むクライマー(あえてクライマーと呼ばせていただきます)


まだまだ静かな林道歩き。


林道はここまで。この橋の先からは登山道。


巻き道もあるみたいですが、しっかりトレースの付いている”北沢コース”へ。



こんな階段や

木道

橋をいくつか渡り

雪と氷の下には川が流れ

また木道



険しい八ヶ岳連峰が見えてきました

アップにするとこんな感じ(真ん中が大同心かな?)。


だんだん近づいていきます。『雪山ってすごい






そして!

いつの間にか、本日の目的地の1つ、『赤岳鉱泉・アイスキャンディー』に到着!(12時06分)
(ここまで急登もなく、軽アイゼンなしで来れました。)



裏側はこんな感じ。


すげぇ~~~(感動)
クライムオン!してみたいなぁ~



赤岳鉱泉のテン場。




小屋に行ってみると、

手書き!?(笑)

ノースフェイス好きとしてはたまりませんいい味出してます。
この中が休憩所みたいになっているので、ここで大休憩。






最奥のトイレ。この先に行者小屋へ続く道がついています。

トイレで用を済ませ、軽アイゼンを装着、行者小屋へ向かって出発(12時56分)。



横岳。



ちょっとした登りが続きます。


13時22分、中山乗越到着。

ここから少し寄り道。中山展望台へ登ります。

5分ほどで展望台到着。先客が2名。


赤岳の展望が素晴らしい

左の小屋は赤岳展望荘。


真ん中に3つ、黒い点があるの見えますか?




アップにすると・・・

稜線上、人歩いてます!すげぇ~~~




雲が多く、しかも流れが速いので、赤岳山頂は見えたり、見えなくなったり・・・・
見えるときにタイミングを見計らってパシャリ

それにしてもどんより雲だなぁ・・・


このあと、中山乗越まで戻り、行者小屋へ向かってゆるい下り坂。



13時40分、行者小屋到着




行者小屋から三叉峰(だよね!?)。

行者小屋から赤岳。




13時57分、行者小屋を後に”南沢ルート”を下山開始。



幻想的な森の中を突き進みます。



15時には美濃戸には着きたいところ。
あまり写真を撮っているヒマはありません。

サクサクと足早に下って(もちろん軽アイゼンを装着しています)

こんな細い橋を渡って、



堤防を越えると、



美濃戸山荘に到着(14時56分)。

ホッと一安心
ここからなら林道歩きなので、暗くなっても歩けます(もちろんヘッドランプは持参してますが)。

美濃戸山荘でしばらく休憩。

赤岳山荘には15時14分、美濃戸口(駐車場)には15時55分到着。


無事に八ヶ岳スノートレッキングを終了しました



冬の赤岳には登れないけど、今年の夏には赤岳登ろうかな




●八ヶ岳スノートレッキング
美濃戸口(9:10発)~美濃戸山荘(10:10着、10:28発)~北沢~赤岳鉱泉(12:06着、12:56発)~中山乗越(13:22着)~中山展望台(13:27着)~中山乗越~行者小屋(13:40着、13:57発)~南沢~美濃戸山荘(14:56着)~美濃戸口(15:55着)
総行動時間:6時間45分(休憩含む)




おわり



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