『縞枯山・茶臼山』 ~北八ヶ岳プチ縦走~

murax

2011年02月09日 11:30

●2011年2月6日
●縞枯山[2,403m]、茶臼山[2,384m](長野県)

ピラタスでスノボした翌日、縞枯山~茶臼山~麦草峠とプチ縦走してきました。
薄い雲が広がっていましたが、日差しもあり気温も高め。約5時間の行程、プチ縦走となりました



9時40分発のロープウェイに乗り込み・・・


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約7分で壺庭到着。
今日のロープウェイは満員の100名乗車でした。
(あ~~~すごい人の数だ・・・)

基本的に”混んでる所”は嫌いなので(笑)、アイゼンも装着せずにすぐに出発
(北横向かう人は第2休憩所、縞枯向かう人は第3休憩所でアイゼンつければOK)


これから向かう縞枯山。

縞枯山(しまがれやま)は、八ヶ岳連峰の北八ヶ岳にある標高2,403mの山。縞枯れ現象が見られることで古くから有名である。 縞枯れは、亜高山帯針葉樹林のシラビソ・オオシラビソが帯状に枯れ、その縞枯れの帯が、山頂に向かって長い年月をかけ移動していく現象である。遠方からは山の斜面に何列もの白い縞に見える。なお、この縞枯れ現象は縞枯山だけでなく、蓼科山や北横岳でも見られる。wikiより


第2休憩所の先、北横岳との分岐を直進。



10時16分、第3休憩所到着。ここで6本爪の軽アイゼン装着。



エバニュー(EVERNEW) 巾調節式6本爪アイゼン

現在使用している軽アイゼン。北八ヶ岳周辺(北横~縞枯~茶臼)ならこの軽アイゼンのみでもOK(もちろんスノーシューも◎)。
ちなみに最近、10本or12本のアイゼンが欲しくなってきた・・・。





第3休憩所のすぐ先には、急こう配の下り坂。アイゼンは必須です。


坂を降りたら左へ。縞枯山荘へ向かいます。




縞枯山荘が見えてきました!



あれ?先月来た時よりか雪が少なくなってる・・・


山荘前で、これからの登りに備えてフリースを脱ぐ。ここまで平坦な道でしたが、それでもジワリと汗をかいてしまいました




そして、縞枯山への分岐へ。やっぱり雪が溶けて地肌が露出しています



分岐を右へ。


木々の中を山頂へ向かって登る



さすがに登りはアツい・・・。
ノースフェイス・マウンテンJK+パタゴニア・キャプリーン4+ファイントラック・フラッドラッシュスキンメッシュの組み合わせ。


ファイントラック(finetrack) フラッドラッシュスキンメッシュT Men’s

ソフトな着心地の耐久撥水ベースレイヤー。かなりの汗っかきなので夏山用に購入したのですが、
夏だと汗かきすぎて撥水機能が追い付かず・・・な印象。でも冬山では重宝してます。




ちなみに先ほど脱いだフリースは、ノースフェイス・バーサエアーJK

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) VERSA AIR JACKET Men’s

毛足の長い厚手のフリース。ジップをあげれば、首元までかなり暖かい!
冬山はもちろん街着としてもOK!丈は少し短めです。袖口ランバージャックも機能的で◎




もうすぐで稜線へ。


稜線に出ると風がすごい!


案内板はないのですが、稜線に出て右へ進むと縞枯山山頂(11時10分着)。

山頂は枯れ木に覆われています。
写真だけとってすぐに茶臼岳を目指します。


木々の間から八ヶ岳が見えます。


風のない場所へきました。

風があるのと、ないのとでは体感温度が全く違います!
休憩するなら風のない、日差しのある場所が最適ですね!


展望台への分岐。
寄り道して展望台へ向かいます(1~2分ぐらい)。



展望台。

八ヶ岳が良く見えます。手前は茶臼山。

冒頭の写真はここで撮りました(笑)



展望台を後にし、登山道へ戻ります。


五辻への分岐。


茶臼山へ向かいます。


山頂へ向けての登り返し。
わっせわっせそこそこの傾斜があります。



傾斜が緩くなると・・・




11時56分、茶臼山山頂!

でもこれがないと見過ごしてしまいそう・・・。
周りも木々で覆われているので展望はありません。


茶臼山にも展望台があるので行ってみることに。




展望台。風が強いので雪も飛ばされています。

↑の真ん中、一番高い所に三角点がありました。


ここからも八ヶ岳が良く見えます。




登山道に戻り、麦草峠へ向けて急降下!
6本爪だとちょっと不安になるけど、滑べって転ばずに降りれました。



途中のピーク。中小場(12時18分着)。


振り返ると、茶臼山と縞枯山が・・・

『ここ歩いてきたんだなぁ~』っと実感


麦草峠、オトギリ平への分岐の大石峠に到着。



麦草峠方面に進むと、茶水の池に・・・

もちろんこの時期は雪原になってます。





麦草峠を目指します。







そして・・・冬季閉鎖中の国道299線にぶつかりました。

国道沿いの”麦草ヒュッテ”の看板。なんかいい味出してます



すぐに本日の折り返し地点、『麦草ヒュッテ』に到着!(12時38分)



ヒュッテ前の麦草苑地。登山者(スキーかな?)が休んでいます。






さて、折り返し(12時55分発)。
国道299号線を下って、コケモモの庭~オトギリ平~出逢いの辻~五辻~ロープウェイ山頂駅というルート。



前を行く山スキー。楽そうだなぁ~(笑)




13時9分、コケモモの庭への入り口到着。



コケモモの庭。


ここはスノーシューがあった方が良いかも・・・ズボズボ埋まります・・・


13時25分、オトギリ平到着。


オトギリ平から出逢いの辻までは緩やかな下り。木々の中を進んでいきます


13時42分、出逢いの辻到着。


ここからロープウェイまで2.6km。緩やかな登りが続きます。



14時、五辻の東屋が見えてきました。先客がいるみたいですね!


ここで少し休憩。
カロリーメイトでカロリー補給。サーモスに入れてきた白湯を飲む。



サーモス(THERMOS) 山専ステンレスボトル

冬の必須アイテム!これを使いだしてからバーナーを使うことが少なくなりました(笑)





地図でコースを再チェック。
ここからロープウェイまでは約40分。ロープウェイ最終の16時、どうやら間に合いそうです。


14時30分再スタート!

縞枯山を左に巻いていきます。



森林浴展望台。
コース終点となっています。坪庭探索路の最終という意味でしょう。



森林の中、緩やかな登りを進んでいくと、開けた場所に。
ものすごい強風!!旗の具合で何となくわかりますかね?



15時02分、無事にロープウェイ到着。


前回来たときは、スノボで下まで降りたのですが、今回は下りロープウェイに乗車(15時20分発)。
朝は100名満員乗車だったのに、下りはわずかに3名(笑)

今回も無事に帰ってこれました






●縞枯山・茶臼山
ロープウェイ駅(9:50発)~縞枯山荘(10:25着)~縞枯山(11:10着)~茶臼山(11:56着)~麦草峠(12:38着)~オトギリ平(13:25着)~出逢の辻(13:42着)~五辻(14:00着、14:30発)~ロープウェイ駅(15:02着)
総行動時間:5時間12分(休憩含む)






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